得意料理がほしい

前回のあらすじ
死ぬまでにしたいこと100を決めたseinani。
そのスキルとは裏腹に料理に関する項目が多かったため、優先的に対処することに決めるが…

得意料理何に設定するか問題

さて、得意料理と言えば何を思い浮かべますか?
わたしは「スパイスからつくるカレー」「粗挽き肉のハンバーグ」「特製ミートソースのスパゲッティ」「半熟卵のオムライス」あたりでしょうか。


ではこれらを会得するのか?…否!

いいよ、いいいい、勝負できる人ならそこで戦えばいい。
しかしわたしは思った。今更そこ狙っても勝ち目ないじゃん、と。

「いやいや勝負じゃないから」と言われてしまうかもしれない。
しかし「得意料理」よ!?どうせなら「●●(料理名)ならseinaniがつくるやつ、めっちゃうまいよ!」と言われるくらいのやつがいい。ということで
要件を満たしつつも意外性のある料理に目標設定をしました。

<要件>

  1. 嫌いな人が少ない
  2. 一般的な材料で作れる
  3. 一品でお腹いっぱいにならない

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1.嫌いな人が少ない

嫌いな人が多い料理だと、披露する対象が限られるのでパス。
そういう尖り方もあるのかもしれないが。
例)レバニラ、白和えなど
自分が嫌いなだけともいう

2.一般的な材料で作れる

これは近くのスーパーで買い揃えられれば良いとする。
例)高級和牛の手挽きハンバーグ、ズッキーニやクレソンなど
そもそも素材良ければそりゃうまいやろというのはナシ。
そして味の決め手に手に入るか微妙なものを入れるのもナシで。

3.一品でお腹いっぱいにならない

これは一品持ち寄りなどの機会が多いため。
お酒を飲むことも多いので、お腹いっぱいになっちゃうのは避けたい
例)チャーハン

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ということをふまえ、最終的にわたしが目標に選んだのは

春巻き

1.嫌いな人が少ない★★★★☆
2.一般的な材料で作れる★★★★★
3.一品でお腹いっぱいにならない★★★☆☆

要件をほぼクリアしつつ、たとえスタンダードなものでも"よくある"得意料理ではないこと、更に拡張性が高いところが良いと思った。
具も王道中華から、洋風、和風に振れる可能性がある。
包み方も工夫次第でオリジナリティが増すだろう。
皮で包んで揚げていれば春巻き。その懐の深さが良い。

難を言えば揚げたて以外だとちょっとテンションが下がるってとこかな。
まあ料理なんて全部そんなもんだろ。


というわけで

これを

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切ったりした

 

こうして

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包む

 

こう!

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揚げたて


スタンダードな春巻きを作ってみました@シェアハウスのキッチン

<作ってみた感想>

  • 巻き方の均一さが美しさの鍵
  • 弱火→強火というレシピが多いが、個人的にはガンガンいこうぜの強火一瞬のパリッとしたやつがうまいと思う
  • 揚げ物を試食するのは結構つらいのでおすそ分けできる状況だいじ

揚げ具合にだけ気を配れば、それ以外はゆっくり作業できるし、「めちゃくちゃまずい」「火が通っていない」ということはほぼないので、良い目標設定だと改めて感じた。
ただしレシピはファミリー向けのものが多く、素直に作ると一回の試作で大量に出来あがってしまう。わたしは途中で気づき半量で作った。それでも8本。
一人暮らしの身ですべてを消化するのはかなりの胃の強さが必要なので、おすそわけルートを確保して試作することをおすすめする。

ということで近日試作第二号を行う予定。乞うご期待。

死ぬまでにしたいことリスト100 Bucket Listにチャレンジしてみたよ

さてそろそろ本気出しますか、と重い腰を上げた12月上旬。
いやいや重すぎだし、もうあと数日しかありませんからね、とも思ったんだけど、明日やろうは馬鹿野郎っつってね。
思い立ったが吉日だから「死ぬまでにしたいことリスト」英語で言うところの「Bucket List」にチャレンジしてみたよ。

死ぬまでにしたいこと100

  1. 1週間の生活スタイルを作る
  2. 朝食を食べる生活をする
  3. いらないものを処分する
  4. いつでも会いたいって言える友達を作る
  5. 自分の感情をコントロールする方法を身につける 
  6. 自分のファッションスタイルを確立させる
  7. 自分にぴったりな口紅をみつける
  8. 自分にぴったりな香水をみつける
  9. 似合う眼鏡を身につける
  10. 勝負ワンピースを持つ
  11. マーチンのブーツを手に入れる
  12. 長く着られるトレンチコートを手に入れる
  13. メイクブラシを買う
  14. ブロンド巻き髪にする
  15. 髪色グレーにする
  16. 猫を飼う
  17. 爬虫類を飼う
  18. 植物を育てる
  19. 猫脚のバスタブのある家に住む
  20. 部屋の壁を塗る
  21. 自分の風呂の床と壁にタイルを貼る
  22. 書架を自分で作る
  23. 一生付き合えるお気に入りの椅子を買う
  24. 万年筆を買う 
  25. 海外で3ヶ月以上暮らす
  26. 世界中、1ヶ国に1人友達を作る
  27. 行きつけのカフェまたはバーをつくる
  28. カウンターの寿司屋に半年に一回行く
  29. 年に一万円以上寄付する
  30. 自分で選んだものを販売する
  31. マンガに関わる仕事をする
  32. 起業する
  33. ナンセンスなセレクトショップ(実店舗)をつくりたい
  34. 自慢できるロゴタイプ・マークをデザインする
  35. 半年ほど働かない期間を作る
  36. 雑談できる程度に英語を話せるようになる
  37. イラストかけるようになる
  38. 本を年間50冊読む
  39. 歴史に詳しくなる
  40. 旅の思い出を記録に残す
  41. 浴衣の帯の締め方もう一つ覚える
  42. お取り寄せグルメに詳しくなる
  43. 寄席に行く(和服で行けたらベスト)
  44. 写経をする
  45. 行ったことない県にパオで行く
  46. 教会のミサに参加する
  47. ヒッチハイクをする
  48. 海外の映画館で映画を観る
  49. 白夜を体験する
  50. 寝台列車に乗る
  51. 水戸岡鋭治のデザインした車両に乗る
  52. 高級リゾート施設に泊まる
  53. インドに行く
  54. 鳥葬を見る
  55. アイスランドのラグーンで泳ぐ
  56. フランスに行く(ルーブル美術館
  57. スペインに行く
  58. ロンドンに行く
  59. 本場のクリスマスマーケットに行く
  60. 一度はアメリカへ(MOMA
  61. バーレスクを観る
  62. ブロードウェイでミュージカルを観る
  63. バーニングマンに参加する
  64. ピラミッドを見る
  65. 四国に行く
  66. 北海道に行く
  67. 得意料理をつくる
  68. 美味しいカフェラテを淹れられるようになる
  69. 外国の料理をよどみなく作れるようになる
  70. でっかいケーキを作る
  71. 山や道端で食べられるものを収穫して調理する
  72. 魚を捌けるようになる
  73. 満足できる定番弁当を作る
  74. 占いを受ける
  75. ボクシングを始める
  76. ダイビングをする
  77. サーフィンをする
  78. 北京ダックを食べる
  79. 世界三大珍味を食べる
  80. あちらのお客様からですをされたい
  81. 誰かの自家用ジェットに乗る
  82. ハリウッドセレブみたいなドレスを着る
  83. 素敵な物語かマンガを書く
  84. 押し花をつくる
  85. 靴下を編む
  86. 東京ガス火ぐまのパッチョSuicaのペンギンあみぐるみをつくる
  87. 動画を撮る
  88. ジンバル買う
  89. 日常的に髪を巻く
  90. ビキニを恥ずかしがらず着る
  91. 50キロ台前半に体重をキープ
  92. 脱毛する
  93. 歯を矯正する
  94. 髪を伸ばす
  95. 肌がつるつるの状態でいる
  96. 足を細くする

お気づきだろうか

100ないじゃん。
というのも残り数個は私の内面に深く関わる部分だから。決めたけど開示しない。
なんでも出しゃいいって訳ではないこと、この歳になって気づいたのさ。

いや〜〜〜にしても、意外とないな。40個くらいで止まったわ。
埋めるのに2日かかった。だから結構適当なものもあるし、内容かぶりもヒドイ。
とはいえゆるい感じだとしても、自分が今何をしたいのかを見つめ直すかなり良いきっかけになったのは事実なので、おすすめです。始めて1週間程度ですが、日々の生産性が向上しました。
将太の寿司を読んで寝るだけだった休日とはもうおサラバだよ。(読んでるけど)

リストを作ったあと一番力を入れているもの

意外、それは「料理」!
わたしの料理スキルは以下のような感じ。

  • 笑えるほどの下手さではない
  • かと言って普通においしい、いわゆる「こなれ感」のあるものも作れない
  • 記憶力がよくマンガや文章を読むことが好きなので知識だけはある
  • 器用なので目標があれば部分的に上達はするが総合力がない

なにより料理上手に"なる"ということにあまり魅力を感じていなかったので、
少し前まで「料理は捨てよう」と思い、半年間コンビニやお菓子で済ませていたレベルだった。しかしさすがに、もうコンビニ行っても食べたいものがないのよ。
その反動もあり料理を始めた2018年下半期。それをより充実させたいという思いがリストに反映されていた。次回、この件について掘り下げていこう。

英国王のスピーチ

最初の投稿は「英国王のスピーチ」(原題:The King's Speech)について。
2010年の映画です。レビューと言いつつあまり内容については触れませーん。

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あらすじは以下。wikipediaより。

吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世コリン・ファース)とその治療にあたった植民地出身の平民である言語療法士ジェフリー・ラッシュ)の友情を史実を基に描いた作品。

妹がよいと言っていたのを思い出して観てみた作品。

使われているフォントはFutura

エンドロールを観ていて「このキュートな"O"、Futuraでは!」

正直フォントに詳しくない私。
それでも反応しちゃう、前職の規定でさんざん使った欧文書体〜!!
Futuraって角がトゲトゲしいのが気になってたんですけど、映画のエンドロールで観るといい感じに潰れて優しくなってて、素敵ですね。(それともわざわざ潰したの?)
小文字の"u"がすごく…かわいい。やっぱりいいなあ、好きなフォントです。
邦版のポスターしか見てなかったけど、本国版はタイトルもFuturaだ。
ただ、そのあと気になったことがひとつ。

イギリスの映画で、なんでドイツのフォント?

しかも終盤ドイツとの開戦の場面まで描かれるのに?

少し調べてみたけど、これかな?wikipediaより。

フーツラの製作者レナ―は反ナチとして著名な人物で、レナ―の勤めていたバウハウスは、ナチ党によって退廃的だと見なされ迫害を受けた側に当たる。

私だったらどのフォントにする?

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これはイギリスの政府が第二次世界大戦の開戦前に掲げたポスター。
これにそっくりな、Gill Sansっていうフォントにするかなあ。Futuraもそこそこ似てるから、字面がよりきれいなFuturaにした可能性もあるけれど…真相わからず。

主人公のその後を知りたくなる

学生時代、世界史を選択していたとは思えないくらい歴史に苦手意識を持つ私が、ジョージⅥ世のその後を知りたくなってwikipedia読んじゃうくらいには感情移入した。
わたしもたまに緊張していると、どもってしまうことがあるからかもしれないけど、
突然の王位継承と自分のコンプレックスに真摯に向き合って、たまに苛立ちを露わにしながらも吃音を克服する姿、そして終盤の緊張の場面前でチャーミングに苦手だったジョークを飛ばす姿にグッときた。

そしてヘレナ・ボナム・カーター、やっぱりキレイだな。
ティム・バートン作品ばっかり観てたから、濃い役を見慣れていたけどw

このブログについて

書いているのはデザイン職の30代。

デザイン、本、映画のレビューを行う予定。
たまにカフェや自転車、今住んでいる場所のことについても書くかも?

なにしろ飽きっぽいので長続きするかはわからないけれど、文章を書くための練習に!